News
ニュース
企業情報
2025.03.19
令和6年度土木学会中部支部研究発表会で弊社社員が発表を行いました。
2025年3月7日(金)、富山県立大学 射水キャンパスにて行われた「令和6年度土木学会中部支部研究発表会」で弊社が2年前より実施してきたアメリカPurdue大学との共同研究の取り組みについて弊社社員が研究発表を行いました。
◾︎発表タイトル
X線CTスキャンを用いたショットピーニング処理された面外ガセット溶接継手部のき裂進展性状の把握の試み
◾︎概要
鋼構造物の設計や維持管理をする上で発生した疲労き裂の進展性状を捉えることは重要である。近年、X線CTスキャンにより非破壊的に疲労き裂の進展挙動を確認する手法が開発されている。今後、ポータブルなX線CTスキャンが現場実装できるようになれば、実橋梁の疲労き裂の進展・停留のみならず、き裂閉口処理等の各種工法適用後のき裂進展・停留の把握に基づく効果検証が可能になるなど、実橋梁における臨床検査の高度化が期待される。本研究では、将来期待されるX線CTスキャンを用いた臨床検査の基礎研究として、ピーニン処理された面外ガセット溶接継手部の疲労試験を実施し、X線CTスキャンによる3次元でのき裂進展性状の把握を試みた。
