Ushiwaka
Safety Driving
移動式安全運転支援システム
About
USHIWAKA SAFETY DRIVING
(移動式安全運転支援システム)とは
※NEXCOの保全安全管理講習の内容を基に、工事現場実践モードでの高速道路規制帯の流入・流出体験を制作しています。
工事施工においては安全第一が基本となります。それは、施工中はもちろんの事、工事中の現道での移動、通勤時等の車両運転時にも言えることです。
ヤマダインフラテクノスは、一般車両及び4tトラックの運転疑似体験を可能とする、安全運転支援を目的とした移動式のドライブシミュレーターを開発しました。一般道での疑似体験はもちろんのこと、このシステムの最大の特徴は、高速道路での工事規制帯への流入・流出時の安全確保、交通マナー等を疑似体験できるモードを搭載していることです。
車載式パッケージのため、場所や天候に左右されることなく、いつでもどこでも移動が可能です。
本技術を活用することにより、座学では得られない運転中のヒヤリハットや事故を仮想体験することができ、運転技術や運転マナーを向上させ、効果的に安全運転意識の向上を図ることができます。
The biggest feature
最大の特徴
※NEXCOの保全安全管理講習の内容を基に制作しています。
高速道路での工事規制帯への流入・流出の際の
安全運転シミュレーター
工事現場実践モード
高速道路規制帯 流入/流出体験
高速道路を利用するお客様から工事関係車両の運転マナーに関するご意見・ご指摘が増加しています。
建設業界のイメージアップのために、高速道路での工事の際の安全教育シミュレーターを用意しました。
POINT 01
突発的なアクシデントも
体験可能
正常な交通状態だけでなく、実際の道路と同様に流入・流出の妨げとなる存在も登場します。
POINT 02
反復体験することで、
自然と身につく
何度も繰り返し体験することで、自然と気を付けるべきポイントを覚えることができます。
POINT 03
現場の環境に合わせて、
機能を選択可能
規制帯車線の選択や回転灯の有無など、現場の環境に合わせて、必要な機能を選択できます。
POINT 04
視覚的に表現することで、
チェック忘れを予防
積荷確認や、輪留めの確認時などに、イラストを表示することで、視覚的に学ぶことができます。
規制帯への流入
工事規制帯車線への流入については、高速道路を利用するお客様から、「流入時の急ブレーキ」や「急激な減速」を行う工事車両に対して、危険を感じたという意見が数多く寄せられています。
高速道路の工事規制帯への流入の際は、アクシデントが発生した時に焦ってしまい、冷静な判断ができず事故につながるケースも実際にあります。シミュレーターでは、事前回転灯やハザードランプで後続車両に注意喚起を行わない、急激な減速などの行為は減点となります。シミュレーターで危険なシーンの予習を行った経験を、実際の道路で活用することができます。
ガードマンによる流入の誘導
アクシデントにより、流入できなかった場合
アクシデントの一例
規制帯からの流出
工事規制帯車線からの流出については、高速道路を利用するお客様から、「急に合流してきた」、「強引に割り込みされた」など、危険を感じたという意見が数多く寄せられています。
NEXCOからの通達でも、「工事規制内から高速道路本線へ流出するときは、交通流が途切れるときを根気よく待ち、本線を通行する一般車両との車間距離が十分に取れていることを確認のうえ、交通誘導員の合図のもと、規制内から流出すること」と記載があります。
安全を最優先に考えて行動できるように、シミュレーターで必要な予習を行えます。
ガードマンによる流出の待機指示
流出体験(降雪時)
流出体験(夜間)
事前確認項目のイラスト
出発前の積荷固定確認・輪止めの適切な設置と撤去・到着後の荷降ろし準備における安全確認など重要な確認項目をイラストで示すことで、運転手の安全意識と作業手順の理解を深めることができます。
事前積荷確認
輪留め設置
輪留め撤去
Background
開発の背景
無事自宅に帰るまでの安全が確保されてこそ真の安全管理です。
「行ってきます」と言った人は、
「ただいま」と言う義務がある。
国土交通省からの通達
次のように、国土交通省から安全意識向上を求める通達が出ています。
また、NEXCOからも工事関係車両の交通マナー向上の周知・教育について通達がありました。
現状は意識向上のための教育を実施していますが、より効果が高い教育を実現する必要があります。
令和5年度 工事事故防止「重点的安全対策」
[交通関係法令の遵守]
現道を走行する車両は、交通関係法令(道路交進法、道路運送車両法、道路法)に適合したものであること。また、工事・業務関係車両運転手は交通関係法令を遵守し、安全運転に努めること。
工事事故ではないものの、転倒による負傷や、車を運転中の交通事故等、個人の不注意による事案の件数は昨年度と同程度発生している。
[交通安全管理]
作業員の運転する自動車等の交通安全に対し、十分に注意を促し事故等の防止に努めること。
工事・業務関係車両運転手は交通関係法令を遵守し、安全運転に努めること。
第三者の負傷・第三者車両等に対する損害
現道を走行する建設機械及び車両は、交通関係法令(道路交通法、道路運送車両法、道路法)を守すること。
工事現場、工事規制帯等には交通誘導員を適切に配置し、交通誘導員の合図・誘導方法は作業手順書等で明確に定めるとともに、関係者に周知徹底すること。(予定外作業が生じた場合は、元請が作業間の連絡及び調整を行うこと。)特に片側交互規制において第三者車両等を誘導する場合は、車両通過の確認方法や交通誘導員の合図・誘導方法を明確に定めること。
これまでの安全教育
安全講話を聴く
資料を見る
映像を見る
安全講話を聴く、資料を見る、映像を見るというような受動的な教育が多く一方通行の教育がされていました。
安全教育訓練の訓練部分が十分でなく、効果の確認が十分にできるものではありませんでした。
安全教育にドライブシミュレーターを活用すると
疑似的に実際の運転に近い体験ができ、より良い安全訓練の実現が可能です。
様々なシミュレーションによる危険予知能力の向上、安全対策の意識付けが期待できます。
視覚化することによる安全対策イメージがしやすく、安全訓練の効果が診断結果で検証可能です。
車載式パッケージにより、天候に左右されることなくいつでもどこでも体験が可能です。
実際にU.S.D.を体験した方の声
危険予知能力が身に付いたので、予習に良いと思いました。
診断結果がすぐに分かるので、危険運転の改善につながると思いました。
従来のシミュレーターよりも映像が綺麗で、体験に集中できました。
子どもの動きがリアルで驚きました。
視野の狭さを知ることができました。
様々な天候や交通状況が選択できて、沢山の事故シーンを体験できました。
危険の認識ができて、安全運転への意識が向上しました。
シートが映像と連動していて、実際の運転感覚に近かったです。
Feature
Features
(01)
どこでも移動可能
車載式パッケージにより、場所や天候に左右されることなく、いつでもどこでも安全運転に対する疑似体験が可能で、体験シーン(イベント・展示会など)に合わせて使用することができます。
(02)
多くの事故事例を安全に体験
Many事故事例をもとに危険な状況を再現したドライブシーンを収録。
様々な危険なシーンを安全に体験できます。
(03)
普通車と貨物車が選択可能
普通車以外に貨物車(軽トラ・4t車)の選択が可能。
ロングボディの内輪差や視界の高さ等が実際の運転感覚に非常に近い形で体験が可能です。
(04)
時間帯や天候の選択可能
時間帯や天候による視界の変化を正確にシミュレートしています。
これにより様々な状況下での疑似体験が可能です。
(05)
登場人物、他車がAIにより移動
コース内に登場する人物や他車が個々にAIにより体験者の行動に反応した動きをするため、より現実に近いトレーニングができます。
(06)
個別の診断結果を保存可能
体験後は、運転診断レポートにより安全運転に対する評価と危険場面の解説が画面上に表示されます。
この結果は、個別に保存が可能です。